川崎の元小学校教師の井上清三さんによる仮説実験授業「水の表面」が3回にわたって行われました。好評のため、続編をお願いしたところ、「小学校の授業では使わなかった社会の授業書があるので、それをやってみましょう」ということで、今回、オンライン社会授業「おかねと社会」がスタートしました。井上さんも設問の回答内容を知らないそうで、進行と同時に一緒に考えました。日本でお金が生まれたのはいつ頃?そのお金を流通させるために行ったことは?等々、店主の私も知らないことばかりで新鮮でした。一緒に授業を受けたタダーズ最高技術顧問のT.eng.氏は、近代以降の世界のお金の流通についても詳しく、井上さんの設問に対しても鋭い解説を重ねながら鋭い角度から回答されていました。無農薬野菜生産者の坂梨勝一さんも途中から参加していただきました。偽金への政府の対応など、当時と現代と比較しながら、あっと言う間に予定時間を経過。次回が楽しみです。井上さんの感想です。
●仮説実験授業研究会の授業書「おかねと社会」は、おもしろかった。この授業書は研究会に参加したついでに買ったもので、私の受け持ちのクラスでは全く使わなかった。今回、本棚から出して初めて開いたので、私自身、設問の正解がわからず、一緒に考えられておもしろかった。設問が全部で20数問あるんで、今後が楽しみ。