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785 多田図尋常小学校の人々「10分インタビューを始めました」


そして放課後の雑談。前回から始まったT.eng氏の渾身のDJプログラム「コーヒブレーク・ミュージック」から「本気で遊ぶ」という挑戦?受けて、校長も新しいプログラムを必死で考えました。浮かんだのが「10分インタビュー」。(*らくだメソッド創設者の平井雷太氏考案のインタビューゲームの一部を借用)
これまではなんとなく雑談をしていた放課後に、時間枠を作って10分間じっくりインタビューを続けるというものです。まず参加者の30秒自己紹介の後、その中からインタビューをする人とされる人を自薦他薦します。
 インタビューのルールは4つ「何を聞いてもいい、答えなくてもいい(質問にパスしてもいい)、聞かれないことを話してもいい。会話内容は原則オフレコ」
 今回の放課後の参加者は多田図尋常小学校校長(中城)と、元小学校教師井上清三さんの教え子のHさん、音楽授業のT.eng氏、無農薬野菜生産者の坂梨勝一さん、放課後デイサービス児童指導員の渡邊愁さんの5人でした。

自己紹介の後、まず渡邊さんが中城に、続けてHさんがT.eng氏に、次に坂梨さんが渡邊さんに、最後は、渡邊さんがHさんにそれぞれインタビューをしました。10分という時間枠を設定したことで、話の中身がかなり濃くなったように思います。

けれど坂梨さんは「質問する方がかえってドキドキしちゃう。私は聞かれるのはいいけど。質問は、人の話を聞いて突然浮かんだ疑問を聞く方がいい」と。でも素敵なインタビューでした。このスタイルを試していきたいと思います。次回尋常小学校のゲスト渡邊さんの授業にも試してみようと思います。T.eng氏が渡邊さんに、渡邊さんは坂梨さんの話を丁寧に聞いてみたいそうです。インタビューを振られた坂梨さんの感想です。

●渡邊さんという方がどんな方か全く知らず、何も考えずに出身校を聞いたことから、渡邊さんの貴重な体験をうかがうことになりました。不躾な質問で失礼ではなかったかと、ちょっと心配…。でも1対1でじっくりお話しできて、光栄です。またお話ししたいです。

 

そしてインタビューをされた後、反対にインタビューをした渡邊さんからも感想が届きました。

今回は時間の都合もあり、参加できたのは「コーヒーブレーク・ミュージック」の一部とインタビューゲームのみ。ゲームの形式はアイスブレイクのヒーローインタビューと似ている。インタビュー自体、個人に対して聞きたいことをじっくり聞いていられるから、こういう時間を取るのも普段と違っていい刺激になりそう。それにインタビュー前に短く各人の近況報告を挟むのは、インタビューの内容を広げることに効果的だと思った。