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799 多田図尋常小学校の人々「笑って終了の授業って、いいねえ」


 1時限は元小学校教師、井上清三さんの社会科の徳川綱吉の「生類憐みの令」6回目。なんと22年も続いた天下の悪法「憐みの令」の廃止について学びました。徳川綱吉は「いい法律なので自分の死後も続けて守るよう」との強く遺言を残して死去したのにもかかわらず、後をついだ将軍は多くの江戸庶民の苦しみがわかっていたのか葛藤しながら、それも綱吉の葬式の直前に、素早く廃止にしたそうでした。どの世界でも理想を急いで力づくで実現しようとすると、かえって地獄になりかねないのですね。それにしても本当にあっけない廃止でした。井上さんの感想です。
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 天下の悪法「生類憐みの令」、まだ終わっていませんが、今日の授業はビックリ、笑っちゃいましたねえ。将軍綱吉が「正しい」政事をしようと出した法令、それを忠実に実行しようと幕府の官僚達は右往左往。なんたって、綱吉は遺言にこの法令の続行を強く指示したそう。法令がなくなるのにはけっこう時間がかかるもん、ましてや将軍の遺言があるし・・・と授業参加者は思ったんだけど、綱吉の死後、即、江戸幕府は「生類憐みの令」を廃止しちゃった。それも、葬儀の直前にと。

 

よっぽど周りは困っていたわけ。笑って終了の授業って、いいねえ。ただし、もう一つ質問が残っているみたい。これは次回のお楽しみかな。
 次の授業を用事で中座してから、3時間目の坂梨さんの授業に参加しました。授業が盛り上がったので、リトグリの強烈なファン、坂梨さんへのインタビューは放課後まで続きました。「私はハモリが好きなんです」の言葉、「中学校の時、音楽が「2」だったけど、学校の合唱コンクールに盛り上がりました」と。次の「合唱部とかに入っとけば・・・」の言葉がおもしろい。坂梨さんが前回に語った「私は後悔することばっかり・・・」に通じますね。もっと坂梨さんの「後悔した」ことを聞きたかったなあ。