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825 多田図尋常小学校の人々 「お酒でつながる・人とのご縁」



●2限目 社会
 「一人で呑む・人との出会い」
〜お酒でつながる・人とのご縁〜
      渡邊愁さん(生活支援員)
                                        
LGBTSの授業をして頂いた渡邊さんの3回目の登場です。ご実家が飲食業だったため子どもの時には旅行に行けなかった渡邊さんは、仕事の休みが取れるとよく一人で旅行を行くそうです。今回は旅先で見つけたお酒やうまいもの、出会った人たちを紹介していただきました。
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 まずは簡単な自己紹介画面を見ると渡邊さんが集めた各地のお酒がずらり。そこには友人から頂いたという北斎麦酒、発売当時レアだったアサヒドライの生ジョッキ缶、学生時代によく通った沖縄料理居酒屋、勝手に潜り込んで大歓迎された町内会のお祭りの打ち上げ、修道院で醸造したトラピストビール(シメイブルー)、若い時から憧れていたニガヨモギや薬草を入れたお酒アブサン(これは強烈すぎて2度とごめんでした)、就活の面接地でふらりと立ち寄って飲んだドイツビール、古代エジプト展のレストランで味わった超絶硬いらくだ肉と、そのおかげで味はほとんど覚えていないレバノンビール、愛知のご当地家康ビール、同じく愛知の孤島、日間賀島特産のタコとふぐ料理、ゲストハウスで相部屋となり飲んで意気投合したら、わざわざ大洗の渡邊さんの実家の店まで訪ねてきてくれた台湾出身のフリーライターの方、ご両親と農業の傍、ゲストハウスと塾を営み、地域起こしのさまざまなイベント活動している、ゲストハウスオーナーの方など


 

見事に整理されたパワーポイントを使って、お酒と旅を軸にさまざまな情報を、参加者のツッコミも織り込みながら(脱線しながら)たっぷりとお話いただきました。参加された無農薬野菜生産者の坂梨勝一さんの感想です。

旅の写真を見ながら渡邊さんのお話し、わかりやすかったです。いい旅をしてますね。自分も学生のころに旅が好きで、あちこち行ったくちですが、出会いが少なかったかな?あの頃にゲストハウスみたいのがあったらなあ……。(坂梨)
そして渡邊さんの感想です。
夜が強くても朝が苦手な私は多田図尋常小学校は、いつも2限からの参加。しかも、今回は他に予定があり自分の授業だけの参加でした。ごめんなさい。
そして今回、私が話したのは、朝っぱらからお酒(と一応、一人旅)がテーマ。用意したパワポの写真の中の私も飲み時間を一切気にしてない様子がバレています。参加者のSさんからも「渡邊さん、昼間から飲んでばっかり!」の一言をいただいてしまった(笑)。その昼酒もそうだし、ゲストハウスへのお酒の持ち込みだったり、居酒屋等だったり、知らない人と飲むのは私の日常で、私の楽しみ。傍からみると、それはユニークに映るらしい。そんな皆さんの反応がかえって面白く感じる、そんな回だった。
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●渡邊さんのお話を伺っていると、これまでのLGBTSの授業とはまた違った渡邊さんの豊かなお人柄が伝わってきました。