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871 第35回 オンライン多田図尋常小学校を開校しました。


 11月19日に第35回オンライン多田図尋常小学校を開校しました。元小学校教師の井上清三さん、タダーズ最高技術顧問でプロの音響エンジニアのT.eng氏、10月にご参加いただいた鈴木智美さん、無農薬野菜生産者の坂梨勝一さんの4人の方にご参加いただきました。その様子を振り返ってみます。詳細はそれぞれのページをご覧ください。

 

 

 

1限目 数学
「やわらかな思考を育てる   数学問題集」

   井上清三さん(元小学校教師)


元小学校教師の井上清三さんのオンライン授業「天才を育てるために旧ソ連で作られた数学問題集」は「組み合わせ」の6回目です。 いよいよ応用編ですが、予定通り、数学の苦手な校長は問題の読解から引っかかっています。それでも必死に取り組んでいると数学好きの方との違いが少し見えてきたような気がします。

 

●2限目 社会
「街道歩きを始めて、
 気がつくと被災地歩きに」
 〜20年、歩き続けて見えてきたもの〜
      井上清三さん(元小学校教師/空手師範)
 1998年の夏休み前に当時、小学校教師だった井上清三さんから突然「中城さん、川崎から京都まで400キロを一緒に歩きませんか」とのお誘い。びびった私は「井上さんが生還したら来年ね」と断ったのですが、生還した井上さんに断れず、翌年から私も15年近く、部分参加する羽目になりました。東海道、中山道、「奥の細道」を踏破して、2011年からは東日本大震災の被災地を歩いてきました。諸事情でしばらく休止していたのですが、今年の夏に数年ぶりに今夏から再開。これを機に井上さんに怒涛の20年を振り返っていただくことになりました。

 

 

●3限目 音楽
 「Coffee Break Music In Tadaz」 本日のバリスタの気まぐれブレンド

盲目の奏者たち

  
〜ヴァルヒャと辻井伸行
 T.eng氏(音響エンジニア
 /趣味はオーディオ、パソコン製作、鉄道 etc.)

 音楽の世界にはスティーヴィー・ワンダーやレイ・チャールズなど目の不自由なアーティストが多数存在します。もちろんクラシック界にも第一線で活躍する演奏家がいます。最初に取り上げるのはオルガニストとしての伝説、ヘルムート・ヴァルヒャ。もう一人は日本のピアノ界をけん引する一人、辻井伸行。見えないからこそ「視えている音の世界」に生きている一本勝負な奏者たちの世界に迫ります。

 

●放課後の時間
 音楽の時間に続いて放課後です。今回、井上さんの授業「街道歩き」に惹かれて参加された鈴木智美さんと、久しぶりに参加いただいた坂梨勝一さんにお話を伺いました。