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881 第37回 オンライン多田図尋常小学校を開校しました。


 12月17日に第37回オンライン多田図尋常小学校を開校しました。タダーズ最高技術顧問でプロの音響エンジニアのT.eng氏、前回に続いて登校された理学療法士の鯨井誠一さんと、ご友人の山崎洋平さんの4人の方にご参加いただきました。今回は元小学校教師の井上清三さんが体調不良のため休講となり、急遽T.eng氏に代講をしていただきました。突然の状況に瞬時に対応していただき、ありがとうございました。詳細はそれぞれのページをご覧ください。

 

1限目技術
「Hiphop文化を作った
      ターンテーブル
  T.eng氏(音響エンジニア)

 井上さんの代講としてT.eng氏がHiphopの文化を作ったと言われるテクニクス(現パナソニック)ターンテーブルSL1200についてお話していただきました。校長が入社してすぐに買ったのベルトドライブのターンテーブルはパイオニアのPL25-Eという入門機で、隣に高級品として陳列されていたのが今回、取り上げられたダイレクトドライブのテクニクスのSL1200。これがその後、アメリカのHiphop文化に大きな影響を与えていたことを知りました。技術と文化は一体という感を強くしました。
●2限目 社会
「命をつなぐ救急法」
 〜40年、救急法に携わって見えてきたもの〜
  宇田川規夫さん(国際救急法研究所 理事長)
 
 私(中城)が宇田川さんと出会ったのは30年近く前。久しぶりにお会いしたので近況を伺うと理事長をされている国際救急法研究所で全国を飛び回っているとのことでした。そこで多田図尋常小学校で救急法についてのお話をしていただくことをお願いしました。宇田川さんのお話で、最大の救急法は、事前の事故予防だということを伺いびっくりしました。なるほどまずは事故自体を減らすことが一番効果的だとしり、目から鱗状態でした。
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●3限目 音楽
 「Coffee Break Music In Tadaz」 
  本日のバリスタの気まぐれブレンド

「オペラ界の二大巨星」

  カラスとパヴァロッティ〜

 T.eng氏(音響エンジニア)

 

 今回はオペラ界の誰もが知っている歌手として「オペラ界に咲く大輪のバラ」マリア・カラスと「存在自体がオペラ」と言われるルチアーノ・パヴァロッティの二人を取り上げていただきました。

 T.eng氏による二人の足跡を音楽とともに丁寧に追っていく授業を通して、マリア・カラスは超美人でスキャンダラスなオペラ歌手という認識から、オペラ界でとても大きい貢献をした歌手であることを知りました。またパヴァロッティも3大テノールの一人という認識だけでしたが、初めてきく彼の声からとても元気をもらえました。遠かったオペラが少し近くなってきました。

 

 

放課後の時間

 放課後の時間では、2時限の宇田川さんのお話を受けて、理学療法の鯨井さんと山崎さんの感想から、身体の使い方や、健康についての考え方、さらには将来の構想まで盛り上がりました。ここから新しい授業に発展しそうです。