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926 第51回 オンライン多田図尋常小学校を開校しました。


2024年7月21日に第51回オンライン多田図尋常小学校を開校しました。タダーズ最高技術顧問でプロの音響エンジニアのT.eng氏、ゲスト講師「誰でも先生」として
、まいんどくらぶ事務局長・
 
リンデンーカフェ杜 施設長
の井上麻子さんの2人の方にご参加いただきました。

 

●1限目社会
「のんびりうっかり25年
−その2
〜精神障害者地域作業所で学んだこと〜
井上麻子さん
(まいんどくらぶ事務局長・
     
  
リンデンーカフェ杜 施設長)
お菓子作りが大好きな井上麻子さんが短大の求職コーナーで、美味しいクッキーを製作販売していた地域作業所の「セサミ香房」を見つけ即応募したそうです。入所して日々予想外の出来事に直面して右往左往していた井上さんも、職場の先輩や利用者さんから25年間みっちり鍛えられ、今や責任者として飛び回っておられます。井上さんが大切にしていることは「じぶんをフラットにして人の話を聞く」。うーん、奥が深い。今回はそのあたりについてたっぷりとお伺いました。
●2限目音楽
「Coffee Break Music In Tadaz」 
 本日のバリスタの気まぐれブレンド
「ソ連の伝説的奏者 
      ・延長戦」
    
コーガンとギレリス 
~
 
     T.eng氏(音響エンジニア)
 
 西側諸国の演奏は音源が豊富にあるため色々な人の演奏が聴けますが、東側…というより当時のソ連の音源を手に入れようとするとハードルは高めです。それ故当時のリヒテルが「鉄のカーテンの先の伝説」たりえたわけです。そんな「鉄のカーテン」の先にいる伝説的な奏者としてヴァイオリニストの「レオニード・コーガン」とピアニストの「エミール・ギレリス」を紹介しましょう。早くから西側諸国に出ていたギレリスはバックハウスと並びベートーヴェンの大家として、オイストラフと並びソ連のレジェンドと称されるコーガンは硬派な音色でコアなファンが多くおります。壮大さと個性が際立つリヒテルや艶やかな音色が特徴のオイストラフに対し、ギレリスとコーガンにあるのはいぶし銀の渋さ。ロシアン・ダンディズムの美学がそこにはあるのです。(T.eng氏の紹介コメントより)