2024年9月15日に第55回オンライン多田図尋常小学校を開校しました。タダーズ最高技術顧問でプロの音響エンジニアのT.eng氏、北欧映画配給・北欧映画祭スタッフの雨宮真由美さん、保育士の長瀬仁さん、ゲスト講師「誰でも先生」として 児童文学研究家の古川信夫さんの4人の方にご参加いただきました。
●1限目(9:30~10:10) 社会・・・
「絵本が生まれる瞬間」
〜絵本、伝承、日常生活、芸術、人が生きること〜
古川信夫さん
(絵本・児童文学研究者/音楽が大好き)
本屋さんには大人でもワクワクドキドキするような絵本がたくさん並んでいます。これらの絵本はどうやって生まれてくるのでしょうか。40年近く福音館書店で絵本の編集に関わってこられた古川さんにお話を伺うと、絵本には伝承文化、日常生活や芸術など、つまり「人が生きること」全部がつながっているように感じました。そんな絵本が生まれる瞬間を、古川さんが関わってこられた絵本とともにたどった素敵な時間でした。
●2限目(10:10~10:50)音楽
「Coffee Break Music In Tadaz」
本日のバリスタの気まぐれブレンド
「音響効果
〜フォーリー〜」
T.eng氏(音響エンジニア)
今回は前回(第50回)のジョン・ウィリアムズより映画つながりで進みます。題して「フォーリー」。映画あるいは映像の世界において「音は+1の役者」であるとか「映像と音は対等である」といわれるほど重んじられます。そのなかでも未知の音を作り上げる「フォーリー」の役目はあらゆる想像力を駆使してそのモノの性格を作り上げるいわば音の役者となります。
ということ
で、今回は「音響効果―音効」の役目を司る「フォーリー」の世界を堪能していただきました。